【blog】2023年2月12日機材テスト報告


(2月12日撮影テスト 担当フクザワ&青井)

会場:公共施設の体育館のフロア
柵なし、主催者さんの持ち込み照明あり、テーブルなし、椅子なし。
動線スペース若干あり。
バンド編成:5人 ※演者さんとにかく動く。
フェス形式、ブッキング、各バンド持ち時間30分程度。

(フクザワより)
・本番13:30~、ヘアメイクのご依頼があったので、12:00前に現場に入りました。
・主催の方々が開演準備に追われており、若干混乱がありました(演者さんの控室の場所、機材置き場の場所、スタッフパスの発行等)。
・上記の理由から、リハ終わりの演者さんと合流するまで時間がかかり、その後の機材設置も遅くなり、一部の機材を適切に設置できませんでした。今後の改善策として、演者さんとマメに待機場所の連絡を取るようにしたいと思います。
・LPCMレコーダーのゲインを忘れるミスがありました、改善策として、「VOL確認」等書いてレコーダーに貼りたいと思います。
・スタビライザーの機材トラブルがありました、具体的には、映像が1倍速、音のみ2分の1倍速の状態になって撮影動画が保存されました。
※メーカーに問い合わせをするも、不具合の原因が特定できませんでした。
※アプリを最新にアップデートしました、30分以上の録画をおこなって、症状の再現がなされるか、近日中に確認が必要です。
・動画撮影、モバイル1台三脚固定、アクションカメラ1台固定、スタビライザー1台手持ちの3カメで撮影を行いました。LPCMレコーダーは上記の理由から音源が納品に耐えうる品質ではありませんでした。
・別途、演者さんのモバイルが1台ありました(終演後の停止・回収作業のみ請負)。
・今回のスタビライザーのトラブルと、合流のトラブルはかなりの致命傷でした。今後、要対策です。
・主催のかたのカメラが2台入っていました(動画1台、スチル1台)、お互いぶつからないように&お客様の邪魔にならないように移動・撮影ができたとフクザワは思っております。
・客席に入る演者さんだったのですが、あまりお客様の顔を映したくなかったので(モザイク作業に時間がかかるリスクあり)、原則、客席にカメラはあまり向けていません。
・演者さんの動線にカメラを置くと公演中の集中によって倒してしまうので、動線ではない箇所に固定を設置しました。しかし、アップのカットばかりになってしまうので、今後はマイクスタンドを借りて客席後方に置くことも検討したほうがいいなと感じております。

(青井より)
・演者さんが編集をおこなうものとみなし、今回は編集なしで、撮影素材の納品のみ行いました。納品はライブの当日中に完了しました。
・連絡のメッセージが多すぎたので、演者さんが一部納品のURLを見落とししていた可能性が高いです、今後は連絡事項の送り方を改善する必要があると反省しました(具体的な案は思い浮かんでおりませんが……)。
・スタビライザーの手持ち映像にトラブルがあったとのこと、映像はきちんと生きていたので、音のみ他のカメラの音源と差し替えをする作業をしましたが、かなりタイミングがシビアで、時間がかかりました。よってスタビライザーの不具合の原因の早期特定が必須です。
・照明がほぼ点滅なしで、激しくなかったことと、明るかったこともあって、映像は鮮明に撮れており、ほとんど調整は必要ありませんでした。しかし、カメラごとに色温度がちがってみえたので、3カメの色温度を目視で合わせました
(一部のカメラの色温度が低く、蛍光灯の下の学芸会のようにみえていたので、白熱電球の赤みがかったスポットライトがあっているように見えるように現像しました)。
・できれば、「編集込み」でおまかせいただけるほうが楽な場面が多く、また、今後のアトリエのポートフォリオになることも多いです、馨さんから演者さんへの交渉を今後ご検討ください。
・演者さんの本当に求めるカットが撮れているのか、疑問に感じる出来事が多々あります。演者さんの好みの表現をしっかり撮影するためにも、2回目以降の演者さんからはフィードバックをいただく高度なコミュニケーションが求められます。具体的な案は思い浮かんでおりませんが、フクザワさんと案を出して協力していきたいです。

当アトリエでは、演者さんにご満足のいただける成果物を納品できるよう、アトリエ全体で問題の原因特定と、再発防止策を考えてまいりたいと思います。
テストにご協力いただいたアーティストの皆様、ありがとうございました。引き続き、今月の機材テストを行ってまいります。

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